邑南町の赤馬滝。 むか~し、鑪(たたら)が盛んな頃に、 出来上がった鉄を赤羽(赤毛)の牝牛が、 伊矢谷から高原まで牛追い人なしで毎日運んでいたんだって。 ある日、牝牛と一緒に歩いてた仔牛が足を踏み外して滝壺に落っこちって 死んでしまったんだ。 それを悲しんで牝牛は後を追って滝壺に身を投げたそうだよ。 以来、この滝を赤馬滝と呼ぶようになったんだって。 牛なのに馬になっちゃったのはちょっと不思議だけど、 赤羽(あかば)がいつの間にか赤馬(あかば)になっちゃったのかな?