義勇
小次郎
2009年10月06日

唯浦の岩に大きく「義勇」の二文字。
1912年の年末に塩津の漁船26隻が嵐で遭難したのを、
唯浦(今は美保町)や周辺の港の漁師さん達が救助に出たんだそうだよ。
ほとんどの舟は帰ってきたのだけど、
まだ数隻の舟が行方不明だとわかると唯浦の15人の青年達は
ご飯を食べる時間も惜しんでそのまま荒れた海へと救助にこぎ出していったって。

行方不明だった舟の2隻は自力で帰ってきたけど、
残り1隻と唯浦の青年達の乗った舟はそのまま帰ってこなかったそうだよ。

このお話は教科書にも載ったそうで、
大正4年には天狗岩にこの「義勇」と二文字が刻まれたって。

コメント
ひゃくはちじゅう
小次郎さん、こんにちわ。

 「白い船」の最初のシーンで使われたお話ですよね。

 私も、映画を見た後、何度か塩津漁港ならびに塩津小学校に訪問させていただきましたが、義勇の文字は見つけられず、どこにあるんだろうって思っていたのを思い出しました。天狗岩と呼ばれている岩にあったんですね。といっても、天狗岩がどこにあるのかわからないのですが・・・(地図を見ると、集落と離れた場所の様ですね)。

 それにしても、教科書にも載った話だったんですか!全く知りませんでした。ありがとうございます。
2009年10月06日
小次郎
*ひゃくはちじゅうさんへ~

塩津の東側の浦にあります。
県道23号脇に「美保町」or「義勇の碑」へのちっちゃな案内板があるのですが、
車などで通ると見落としてしまうかも? です。

天狗岩は見るとそれでか~と納得はするのですが、
天狗さんのお鼻というよりでべそ(笑)な感じでした。
(見た岩が違うのかもしれませんが)
2009年10月07日
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