原鹿の旧豪農屋敷
Naosyuke
2022年09月28日

江戸時代に菜種油で栄えた豪農のお屋敷になります。

どうも作りが出雲文化伝承館に似ているなと思ったら、こちらが本家(12間)、出雲文化伝承館(9間)が分家のお屋敷を移築したものとのことでした。

こちらの建物も過去の大水害で500m程移築されています。

戦後、農地開放で豪農としての地位がなくなり、原鹿のお屋敷も後ろ部分が朽ちて危うく解体の危機にあったのですが、絲原氏(絲原記念館で有名)が訪問された際に「残しておくべきだ。」とのお話で約2億円をかけて現在の姿になったとのこと。

現在はNPO法人で管理されているとのことです。

柱は太いし、庭は綺麗だし、人が居ないし、無料だし!でゆっくりと中を拝見させていただきました。

広々して、夏涼しく冬寒い田舎の祖父の家にいるようで懐かしい気持ちになりました。

コメント
しまにゃんちゃん
Naosyukeさんこんにちは(=^・^=)
またストリートビューで見に行きました。
敷地が広くて驚きました。手入れも行き届いていますね。
内部も訪れてたくさん投稿されているのでゆっくり見てみます。
本家・分家ともに残されているのは、資料としても重要だと感じます。
前はもっと斐伊川の近くにあったのですね。
絲原家は、今も、地域での取り組みを見たり、見学でご当主の説明を聞いても、大地主地元の名士の気風が今でも残っていると頭が下がります。
私は古いものに特に関心はないのですが「懐かしい気持ち」になるものは、ついつい惹かれますね。
2022年09月29日
Naosyuke
しまにゃんちゃんさん、こんにちは。
おっしゃる通り、とても落ち着く空間でした。
CM撮影に使われたこともあるそうです。

しまねを楽しむと、どうしても古いもの(ぴんからきり)と向き合うことになりますが、先人の知恵を学び楽しむのにはちょうど良いかと思います。

今の私では到底思い付かないような構造や仕組みがあり驚かされます。
このお屋敷にしてもかなりの高所に大の大人の胴回り以上の梁があり、機械のない当時にどうやって引き上げたのか?と頭を捻ってしまいました。

人が多くてわちゃわちゃする観光地では無いので満足できるまで時間を過ごすことができましたよ。
2022年09月29日
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