舟越(ふねんご)坂
Naosyuke
2022年03月13日

西暦1026年万寿の大津波が島根沿岸を襲いました。
津波の高さは10〜20m。
益田から大田あたりまであちらこちらにこの津波の伝承が残されています。

大田市営火葬場あたりは40〜50mぐらいの標高があるのですが、その山を超えて舟が流されて来たので舟越(ふねんご)坂と呼ばれているとのこと。
又、船と一緒に鯨も流れて坂のふもとの小さな川に架かっていたので、その橋を「鯨橋」と呼んでいるとのことです。

また、西暦1656年静間町にある静之窟(しずのいわや)の前には滝の前千軒という集落があったのですが、大津波により一瞬にして海中に没したと伝えられているそうです。

昨今の洪水被害はみなさんもご存知だと思います。

基本大きな災害の少ない地域ではありますが、長い年月で見れば大きな災害はあったということを心に刻んでおいた方がいいと思います。

役に立つことがあってはいけませんが、私も日々災害用の備品・備蓄食糧を購入・製造・ストックするように心がけています。

コメント
Naosyuke
書き忘れてました。
山陰自動車道の工事に伴い、事前に工事区域の堆積物等の調査をしたそうですが、本来広範囲に堆積するはずの津波の泥が発見されなかったとのこと。

もしかすると、他の地域で発生した津波を当地で起きたものとして後世に災害への危機意識を持たせたのでは?との見解もあるそうです。
ただ、鯨橋とか残っていることもあり何某かの災害が有ったのでは?と思うのですが。
正直詳細は不明ですね。
2022年03月14日
しまにゃんちゃん
Naosyukeさんこんにちは(=⌒_⌒=)
「しまねのめい所図鑑」のデータは残るそうで、よかったと思っているところです

埋め立てもあったりして、海岸線は今とは多少違うのかもしれませんが、それでも海からは結構な距離ですね
追加コメントも読みました。今後の調査待ちですね。
ええ、何事もなくてよかったと思いながら、期限の来た非常食を食べるのがいいですよね。
2022年03月15日
Naosyuke
しまにゃんちゃんさん、こんにちは。
どの災害現場も「まさか自分が!」という気持ちだったでしょう。
3600年前まで三瓶山の噴火もあり、洪水や津波もあったということで、ある意味今が異常に穏やかな状態なのかもしれませんね。

真実はわかりませんが、折角昔の方が残された忠告なので素直に受け取っていろいろ準備をしておきたいと思います。
2022年03月15日
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