八口神社
Naosyuke
2021年03月20日

これまで何度か出ている印瀬の壺神の八口神社とは別の八口神社です。

素戔嗚尊に追われた八岐大蛇が川を流れ下ってこの地に辿り着き、草を枕にうめき苦しんでいたところ命が頭を切り伏せ給うた故事に因み八口というそうです。

少し違うバージョンで、八岐大蛇が八塩折之酒(シンゴジラのヤシオリ作戦の名前の元)でグデングデンになり、草枕山を枕に寝入ったところを須佐之男命が矢で射ったので、出雲国風土記(723年)には矢口社、延喜式神明帳(927年)には八口社と書かれています。

ちなみに草枕山は3枚目写真の赤い線ぐらいの山だったらしいのですが、安政年間に水害がひどいので山を二つに切り開き川の流れを変えたため現在のような姿になったそうです。

と書くと簡単そうな感じですが、かなりの大工事ですよ、これ。

コメント
だぶこ
Naosyukeさん、こんにちは♪
神社の造りがよくわからないのですがなんだか変わった形だなあという印象を受けました。
それにしても山一つ分を削る工事を江戸時代に行ったってすごいですね。
2021年03月21日
しまにゃんちゃん
Naosyukeさんこんにちは(=⌒_⌒=)
最近、歴史に少し興味を持つようになり、大工事の話を見聞きしますが、どの工事も、今の技術や重機を使っても大変そうなのに、当時よくできたなと思うことばかりです。
シンゴジラにそのような含みがあったのですね。気になって検索したら発案者が矢口という名前で、他にも神話が含まれている事項があるのですね。
2021年03月21日
Naosyuke
だぶこさん、こんにちは。
前から見るとそうですね。
後ろにはきちんと大社造の本殿がありました。

現地で見るとより工事の大きさを感じましたよ。

2021年03月22日
Naosyuke
しまにゃんちゃんさん、こんにちは。
そうですね。
人力であれだけの工事をできるのですから、人ってすごいです。
その技術が今の日本の土木工事の下支えになっているのですね。

探してみるともっと映画の中に記紀から取り入れたものが見つかりそうですね。
2021年03月22日
風見鶏
Naosyukeさん、ばんずまして。

山を二つに切り開く工事、相当な月日(歳月?)を要したかと思います。
掘削機があるわけでもなく、ダイナマイトがあるわけでもなく、大蛇の火炎放射では山火事が発生するだけですし・・・。

高層神殿の出雲大社を建築したことを思えば、山を二つにするくらい何とかしそうな気もしますが、昔の人(神様?)は相当な知識や知恵を持っていたような気がします。
2021年03月22日
Naosyuke
風見鶏さん、こんにちは。
人海戦術なのでしょうがその土を何処にやったのか?とかどうやって川を通す測量をしたのか?とか調べると面白そうですね。
2021年03月23日
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