勘助庵の跡
Naosyuke
2021年02月01日

前に、kuwaspirationさんが投稿されていた勘助の庵跡に行ってきました。

江戸時代末期、雲州松江藩の家老の足軽として使えていた「勘助」さん。
家老の娘「菊姫」さんと恋仲になったものの、時代的にその身分違いの恋が許されるはずもなく、領内追放の身となった二人は松江市澄水山(しんじさん)山頂近くの山番の家に居を構えることとなりました。
その地で、幕末・明治・大正の約60年近くを夫婦として暮らしたそうです(その後の二人についての消息は不明。)。

実際「勘助の道」(登山道)と言うものがあり、 今でも登山をすることができます。
距離は1883メートル。
高さは標高500メートルを超える澄水山の山頂付近まで登ることになります。
綺麗に手入れはされていますが、なかなかきつい登山道です。

勘助さんは、 菊姫さんのために日々苦を苦とも思わずこの道を上ったのかと思うと、愛の力ってすごいんだなぁ〜と感じました(柄でもないw)。
愛を貫いたこの二人に想いを馳せながら、遠くに見える松江市や宍道湖を眺めてみるのも乙なものですよ(だから柄じゃないってwww)。

幸いなことに、今は車でこの庵跡まで行くことができます。
注意点としてはGoogle マップを使った場合、枕木山方向からの道を誘導されるのですが、この道は工事中で行くことができません。
車で行きたい場合には東持田町の道から行かれた方が良いでしょう。

ちなみに、澄水山山頂には大阪航空局航空レーダー観測所があります。
行ってみたくなりますが、当然進入禁止ですので気をつけてくださいね。

コメント
しまにゃんちゃん
Naosyukeさんこんにちは(=⌒_⌒=)
先ずは「瀬崎多古鼻線歩道」コメントをありがとうございます
白い四角がベンチとわかり合点が行きました
この後も投稿されていますし、一日で結構見て回られたのですね 私も昨日今日とNaosyukeさんのオンラインツアーを楽しみます
二つのお地蔵さんは、勘助さんと菊姫さんでしょうか。
2021年02月02日
ここでもkinoco
Naosyukeさん、こんばんわ。
こういうお話、結ばれない悲恋物語がオチだと思ってましたが、追われてでも結ばれた愛情物語というところがいいですね(^・^)
というか、途中で挫折しないで60年近くをここで過ごしたというんですから素晴らしいじゃないですか!
と、年寄りは思うのでした(^0^;)
2021年02月02日
Naosyuke
しまにゃんちゃんさん、こんにちは。
少しでも楽しんでいただければ幸いです。

写真はお地蔵さん(三体有ります。)と勘助庵の跡碑です。
お二人のその後やご家族がどうなったのか気になりますが、全く情報がないようです。
2021年02月03日
Naosyuke
ここでもkinocoさん、こんにちは。
実際現地に立つと、「よくもまぁこんな所に60年も…。」というのが本音です。
お二人ともよほど愛が深かったんだろうな〜と。
素直に素敵だなと思いました。
2021年02月03日
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