“くろもじくゆり“のときも、どんなかたちがいいか?というところから始まりましたが、今回も「どんなカタチが相応しいか」というところからのスタートでした。
そこまで一般的ではない名刺香、
どんな装いだったら、広く手に取ってもらえるのか。
馴染みがないものでも、
欲しい!と思ってもらえるためにどうなっているのがいいのか?
手に取ったとして、何個あったら嬉しい?
1個?2個?3個?
それとも、10個くらいあった方がいい?
そんな様々な、正解のない問いを重ね、
できあがったのが、“くろもじふわり“の装丁です。
飯南町の森を常に近くに感じてもらえるように、
森の木々の隙間から、それぞれの季節が覗く、まるい窓をつけて。
パッと開くと、季節の欠片が溢れ出すような。
背景は、濃いめのグレイ。
見えていないだけで森にはたくさんのいきものが賑やかに暮らしていて
その中に季節の色が鮮やかに映えるように作りました。
ひとつ使って、他の封筒が出番を待っている間も、
残りの香りが飛ばないような仕様になっています。
長く楽しんでもらいたいという想いが隅々まで詰まっています!