名刺香を作ろうと決まり、
次の作戦会議は、
“飯南のかおり“って何だろう?
というところから始まりました。
ひのきやくろもじ、森の花々など
いろいろな木々の枝や葉のかけらを集め、
飯南町のイトウさんとミツトリヒトギのタベイとヤナギモト、
3人でくんくん嗅ぎながら、
こっちが好きだとかこれもいいねとか。
そこから、どのくらい匂いが続くのか、
数ヶ月の時間をおいて試作に試作を重ねて。
一周回って、“くろもじ“に帰ってきました。
家に居ながらにして
森との繋がりを持てるようにと作った“くろもじくゆり“。
ああやっぱり、あのかおりが好きだなぁ、と。
飯南町の森に息づく、くろもじの姿。
そんな様子を表現できるような名刺香に一歩近づいた瞬間でもありました。
次は、装丁にまつわるお話を予定しています!